さよなら、PHS

投稿者: | 2014-10-01

1997年に初めてPHSを契約して以来、音声端末の携帯電話としてはPHSを使ってきた私。

この度、スマートフォンで「通話定額」プランが導入されたのを機に、二台持ちをやめてスマートフォン一台に絞ることにしました。スマートフォンの通信は別のモバイルルーターを経由して行っていたので、正確には三台持ちをこの4年ほど、続けていたわけですが。

ということで、17年間使ったPHSという端末からはお別れとなります。もちろん今の端末を17年使い続けたわけではなく、今のが四機目なんですけど。

特筆すべきは、同じPHSといっても契約している事業者が目まぐるしく変わったことです。

最初が「NTTパーソナル」、それが移管されて「NTTドコモ」に変わり、ドコモがPHSをやめるというので「DDIポケット」に移りました。そのDDIポケットものちに「ウィルコム」と社名を変え、そしてつい最近合併により「ワイモバイル」となったわけです。社名の変遷の方が、保有した端末の数より多いという・・・。

ずっとPHSを使い続けたのは、通話音質が良かったのと、維持コストが安かったためです。それでもこの数年は、「負け組規格」みたいな感じと端末ラインナップの貧弱さもあり、持っているのに引け目を感じるようになってしまいました。電話番号が「070」で始まるんですけど、それを他人に伝えるのが恥ずかしかったり。

上記のように、スマートフォンで通話がまかなえる環境が整ったこと、そしてLINEの普及も私にとっては決定打となりました。知り合いとはLINEで連絡取り合うのが気軽ですもんね。

いろんな引け目、コンプレックスを抱えながらも20年近く使い続けたPHS。今は解約して「せいせいした」という気分ですが、しばらく経つと懐かしく思い出すことがきっとあるでしょう。

追記(2014-10-02 1:55):
最後の端末がこれ。小ささやデザインは気に入っていましたが、いかんせん電波の掴みが悪くて・・・。

20141002_015239_Android

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください