10月1日に、東海道新幹線が開業50周年を迎えました。
私は現在44歳ですので、生まれたときにはすでに新幹線が走っていたことになります。もっとも、私の地元である中国地方を通る山陽新幹線が博多まで全面開業したのは、調べてみたら1975年です。この時には私は、5歳でした。
新幹線はスピードもさることながら、その定時運行と安全性もひっくるめて、日本の鉄道技術の粋と言っていいでしょう。また今の「のぞみ」は10分に1本程度東京駅を出ていますが、この運行頻度も他国の鉄道マンには驚異的なのではないでしょうか。
私はあと40～50年生きるつもりでいますので、新幹線の「次の50年」をかなりの部分見ることができそうです。その間にはリニア中央新幹線も開通し、従来の新幹線の役割や位置付けも変わることでしょう。いずれにしろ、楽しみです。
JR東海が「東海道新幹線 開業50周年記念サイト」というのを立ち上げています。期間限定だそうなので、早めに見ておきましょう。
1964年から2014年の日本って、繁栄を謳歌したのちにつまずき、老いを感じ始めたというところかと思います。2014年から2064年の50年はどうなるでしょうか。衰退の坂道を転げ落ちる、ということにならなければ良いのですが。