アメリカ国内でも、アフリカ渡航歴のない人にエボラ出血熱の感染が確認されました。
日本国内で感染が確認されるのも、時間の問題ではないでしょうか。
少し前にデング熱でちょっとした騒ぎが起こりましたが、致死率の高いエボラとなると、騒ぎを通り越してパニックになりそうな気がします。メディアが騒ぐ、行政が「ゼロリスク」を迫られて過剰対応に走る、市民生活の各所に影響が出る、などなど。
3年前の放射脳騒ぎと同じか、それ以上のものになるのではないでしょうか。あの時もよく言われたことですが、「正しく恐れる」という姿勢で臨みたいものです。警戒や対策を怠らないわけではないが、過剰に恐れることで別の不利益・不都合を招かないように。
ゼロリスクを求める風潮は、日本社会にはびこっています。これはもはや、それ自体が病気と言っていいでしょう。エボラが日本に来たら、それをイヤと言うほど見せつけられることになりそうです。今から憂鬱です。