テレビのアナログ放送が終了して以来、テレビを観る時間は激減しました。
そもそも「テレビ無し」生活を一年送っていたくらいですし。
理由はいくつかあります。オンデマンドを含め、ネットを通じて動画を観る機会がふんだんにあること。そもそもテレビ受像器を持っておらずパソコンにチューナーをつないで観ているため、「何となくテレビをつけている」時間がないこと。
一番の理由は、私などが観たいと思う番組が、地上波(特に民放)に少ないということです。
その理由の一つはきっと、地上波の番組制作が私のような中年男性をターゲットとしていないことにあるのでしょう。テレビをそれなりに観る人は、BSさらにはCSやケーブルテレビなどを通じて、自分の関心に合ったチャンネルを観る機会を設けているはずです。地上波しか観られない環境にある私はさしずめ「テレビ弱者」です。とは言っても一人暮らしの人間では決して珍しいことではないと思いますが。
デジタル化以降、地上波とBSは棲み分けがさらに進み、我ら大人が観るに値する番組、観たくなる番組はますますBSに集中して行っているように見受けられます。
今いるところで自らBSの視聴環境を構築しよう、とまでは思いません。ただ次回引っ越す時には、BSが装備されているアパートなりマンションを選ぶつもりです。