日本人の意外な「保守性」

投稿者: | 2014-11-16

日本社会で40年以上生きてきて、今さらながら意外に思っていることがあります。

私などが「これいいじゃん」とか「すぐ取り入れよう」と思っていることに関して、頑なに受け入れようとしない面があることです。特に感じるのはデジタルのサービスや製品ですかね。

例えばCDに代わる音楽ダウンロード・定額制音楽サービス。たとえば電子書籍。スマートフォンもその傾向があるかもしれません。受け入れていないわけではありませんが、従来型ケータイ(いわゆるガラケー)からの移行は他の先進国に比べて遅い方です。

あと社会的なことについてもそうですかね。選択的夫婦別姓や臓器移植、それに最近話題の安楽死なんかも、日本社会に定着するのはまだ随分先のことになりそうです。

もちろん、従来のものにはそれなりの良さがありますので、一概にこれらを「悪い」とか「遅れている」と決めつけるつもりはありません。ただ私のように新しいものにホイホイ飛びつく人間からすれば「え?何に抵抗があるの?」と思うこともしばしばです。

日本社会の平均年齢が上がっていることも一因かもしれません。ただそれだけとは言い切れないように思います。日本社会でまっとうに生きている人が多かれ少なかれ持っている価値基準みたいなものがあって、上記に挙げたものがその基準ではじかれているという面が多分にありそうです。

世界が大きく変わってく中で、日本人のこうした特質が良い方に出るか、足手まといになるか。それはわかりません。日本社会で生きていく以上は、日本人のこうした性質を弁えておく必要があることだけは確かです。

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