解決策が「再分配」ではあまりに知恵が無い

トマ・ピケティの著作が大ヒットするのにあわせ、格差をめぐる議論が再度活発化しています。

驚くのは、金持ちから多く税金をとって貧しい人に「再分配」することが最良の解決策だと考えている人が結構多いことです。解決策どころか、そんなことをやっていたらいつまでも元の問題は解消されないでしょうに。また、分配を受ける側は多くの場合やる気をなくして、「もらう側」で居続けることに甘んじることでしょう。問題を解決するどころか、格差を固定化させかねません。

やる気のある人・這い上がろうとする人に、金銭やノウハウといった面で力を貸す。これが最良の策だと私は考えます。所得の補填もそれに併せてやるならいいでしょうけど、限定的な額でしかも一時的なものにしないと絶対にダメです。

一方、貧困家庭の子供の問題はこれとは別に検討しなければいけないのは事実です。本人の貧困は100パーセントでないにしろ当人に大いに責任があるのに対して、貧しい家庭に生まれたばかりにチャンスが狭まることはそうとは言えないからです。

やはり重要なのは教育です。それも学校で勉強するような教科のことだけでなく、生活習慣や価値観のような生きていくうえで根源的なことについても。家庭外で、安価に(できれば無料に近い料金で)そうしたトレーニングをできる場が設けられると良いですね。古くから言われる「教育バウチャー」の制度化をそろそろ本気で考えてみてもいいんじゃないでしょうか。


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