私はもともと、左利きです。
ただ鉛筆や箸はすぐに矯正されて右手で持つようになりましたので、日常の多くを右手でもこなせるようになっています。たとえば駅の自動改札も右利きの人に合わせた配置となっていますが、特に支障は感じません。
そんな中、思うところあって意識的に左手ですることを増やし始めました。これまでも歯磨きは左手でやっていたのですが、この数日来、ひげ剃りも左手でやるようにしています(ちなみに私の場合、電気カミソリではなくT字シェーバーでひげを剃っています)。
これに慣れてきたら、次は食器洗いやアイロン掛けあたりも左手でやってみようと考えています。長年右でやって来たので最初はぎこちないでしょうが、すぐにこなせるようになることと思います。
右手を使うというのは、社会の多数派に合わせているに過ぎません。字を書くのと箸を持つのは「見てくれ」というのもありますので再度左に戻すつもりはありませんが、その他のことはできるだけ左手でやるようにしていきます。
私にとってこれは、認知症予防・脳トレであると同時に、本来の自分を取り戻す自己解放の取り組みでもあります。暮らしの些細なことですが、その効果はいろんなところに波及しそうです。発想力みたいなものも開花しないかな、などと期待しています。