最近心がけていることの一つです。
自分自身も相手方も、いつまでも生きていられるとは限られません。「いつかそのうち」「チャンスがあれば」などと先延ばしにしているとその機会は永久に訪れないかもしれません。その気持ちがあるうちに、アポイントメントを入れてしまわないと(相手が応じてくれるかどうかは、別問題ですが)。
さてこの「会いたい人」は、自分の人生にとって重要な存在かどうかが基準になります。いくら有名だろうが、魅力的な人だろうが、自分の人生と縁の薄い人ならばそこまでこだわる意味はありません。逆に自分の人生にとって近しい存在ならば、無名だろうが大した業績がなかろうが、会っておくべき人と言えます。
この場合、一対一で対話するのが理想的です。けれども相手が多忙だとか超有名であるとするなら、講演やライブという機会であっても活かすべきでしょうね。同じ場で時間を過ごした経験があれば、多少なりともその人の生き様や作品・業績を見る目が深まるでしょうから。
ということで、来週末には日野原重明医師(103)の講演会へ行ってきます。あの人の医療観や死生観の全てに賛同というわけではありませんし、まだ「若輩」の私には理解しかねる言葉も多くあります。でもそうしたものも引っくるめて、ご存命のうちに氏の話に耳を傾けておくべきと考えるんです。
今後も「(こっちかあちらが)死ぬまでに会っておきたい人」リストをつくり、どんどん出かけていこうと思っています。