NHKの「視点・論点」で「TABLE FOR TWO」という組織・運動について知りました。
視点・論点 「TABLE FOR TWO」
TABLE FOR TWO 事務局長 小暮 真久
発展途上国に食糧支援を行う活動をしているのですが、その原資として、企業に「TABLE FOR TWOランチ」を提供、その食事代の一部を寄付に充てているというものです。「TABLE FOR TWOランチ」にはメタボ対策も織り込んであり、発展途上国と先進国、両方の食の問題に対処するという触れ込みです。
開発途上国では食が不足し、先進国では食が過多で命が失われる対照的な世界の実態があります。
?TABLE FOR TWOは、この食の不均衡を解消し、双方の人々の健康を同時に改善するための社会事業です。
単に食糧支援のための寄付を呼びかけるというのではない「ひねり」を、興味深く感じました。良いアイデアというより、大きな絵を描く構想力とでも言いましょうか。なかなか魅力的な活動です。
事務局長の小暮氏は、イケメンというのとは違いますが、こぎれいな顔をしておられて、スーツの着こなしも今風。デキる若手ビジネスマンというおもむきでした。NGO関係者というと小汚い格好をしたちょっとイタい人、というイメージというか偏見がありましたので、こんなところにも「新時代のNGOだわ」と感じてしまいました。
「TABLE FOR TWO」はニューヨークやロンドンにも拠点を設け、海外での活動も本格展開していく由。「日本発の社会貢献運動」として広く定着していくかどうか、注目していきたいと思います。