この一年ほどで同性婚容認の空気が強まりつつあるのは、ちょっとした驚きです。
海外（特に欧米）の動きに触発されてのことではありますが、日本でも具体的な立法化の動きが出てくれば、あれよあれよという間に実現するかもしれません。「私が生きているうちに」どころか、東京五輪までに実現していても驚かないつもりです。
ただ気になるのは、そういう空気というか流れの中で、反対する人、認めない人を石頭で時代遅れあるかのように見なす風潮が生まれつつあることです。私自身は「消極的賛成派」という感じですが、この空気にはちょっと恐怖感を覚えますね。テーマによっては、自分が石頭のレッテルを貼られることもあるでしょうから。
個人的には、安楽死についても空気が変わって一気に容認へと向かうと良いなと思っています。その時には反対派を「石頭」と決めつけてしまうかもしれません。御都合主義と言えば御都合主義ですね。
なお、ただ今政治の熱いテーマとなっている安全保障に関して言えば、憲法第九条を金科玉条にして絶対平和主義みたいなものを主張する人は、間違いなく石頭だと言っていいでしょう。これは胸張って言いますよ、何遍でも。