8月は供養の月

投稿者: | 2015-08-04

日本人にとって8月(特にその前半)は戦争を思い起こす季節です。

広島・長崎への原爆投下。そして終戦(正確にはポツダム宣言受諾とその表明)。

今年は戦後70年ということもあり、例年以上に戦争回顧(一部の人には「懐古」ですが・・・)の雰囲気が強いように感じます。一つには、存命する戦争体験者にとって最後の節目になりそうなこと。もう一つは、「戦争法案」と呼ばれる安保法制が政治上のホットなテーマになっていることがあるでしょう。

8月にはお盆もあります。昭和を生きてきた日本人にとって、お盆は先祖だけでなく戦没者への追悼とないまぜになった「年中行事」として定着して来たように思います。ついでに言えば、この時期に行われる高校野球選手権、「夏の甲子園」という名のサバイバルゲームもその風物詩の一環でした。

今年はそれに「日航機墜落事故30年」というのが加わります。

暑い日が続きますが、しばらく我らは死者に思いを馳せる日々が続きそうです。この間何を感じたか、考えたかをできるだけ書きとめておきたいですね。それを未来世代の日本人に伝えることこそが、何よりの供養になると信じます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください