はてな匿名ダイアリー、通称増田で、面白い記事を発見しました。「結婚式って何のためにするの? 」というもの。
結婚式を控えた彼。彼女との意識の違いに戸惑いつつも、「彼女のためになるなら」と渋々ながら自分を納得させようとています。けれど割と前向きに結ばれている文です。
一時はジミ婚がもてはやされたりしましたけど、やはり結婚式をする人は、それなりにお金を掛けているみたいですね。増田の彼も言うように、結婚式を一緒につくりあげていくプロセスが、夫婦の絆を強めるのに役立つ面はあるでしょう。そして二人の大切な思い出ともなるはず。
当人以外に、出席する人たちにとっても意味はあるはずです。親戚や知人が旧交を温める場になりますし、酒好きにとっては酒を飲む口実ができる。そして女性にとっては、着飾るチャンスでもあり、(未婚の女には)自分の結婚式のシミュレーションの場でもあるはず。
そして結婚式は、様々な関連産業をもった一大内需喚起ビジネスでもあります。ここに遣われる金はムダと言えばムダかもしれませんが、ここで蕩尽されるお金が、経済をいくらか支えていることも事実でしょう。
とはいえ、バカ騒ぎめいた結婚式が許されるのは、20代のうち、という気もします。40歳近い私のように「高齢」になってくると、盛大な結婚式をするのはおバカのアピールにしかなりませんから。