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孤独死対策、何を、どうする?

先日、孤独死についての記事が朝日新聞のサイトに登場しました。

自分の孤独死「心配」増加、50%に 朝日世論調査:朝日新聞デジタル

孤独死することが「心配」と答えたのは、「大いに」13%、「ある程度」37%を合わせて50%。現在一人暮らしの人に限ると、67%が「心配」と答えた。

・・・

一人暮らしの世帯は増え続けており、国の推計では、2040年に全世帯の4割が一人暮らしになる。老後に一人暮らしになった時、家族以外で頼りになる人を択一で聞くと、「誰もいない」が13%。女性の10%に対して男性が16%と多く、50代の男性は4人に1人が「誰もいない」と答えた。

単身者・未婚者が増え続けているわけですから、孤独死は他人事と言いきれる人が減っているのは当然かと。他方で、それを真剣に考えて対策・予防策を取っている人もまた少数派であろうことは、容易に想像できます。

アンケートで「心配ですか?」と訊かれれば心配と答えるものの、そのことについて日々の生活の中で考え、具体的な行動までしている人はほとんどいない、というのが実情でしょう。生前準備全般にも同様のことが言えそうです。

ただ今後は実際に孤独死してしまう人が増え、身近に悲惨な事例を見聞きすることが増えるかもしれません。近所で孤独死が起きたとか、知り合いが孤独死したというのを人づてに聞いたとか。それが生前準備について真剣に考え、行動するきっかけとなることも増えてきそうです。それを「可能性」とか「チャンス」と呼んじゃうのは、あまりにむごすぎますが。

さて孤独死対策としてはどんなことが考えられるでしょうか。

  • 仮に自宅で死亡したら、早期(せめて72時間=3日以内)に発見してもらえるようにする
  • 死んだあとの事務処理・遺体処理をしてくれる人を決め、依頼しておく
  • そのための費用を準備しておく
  • 処理の中身について文書などにしておく
  • 処理が必要最小限の手間・コストで済むよう準備しておく

といったことでしょうか。

基本的に、一人暮しであっても後事を託せる親族(子供・きょうだいなど)がいるのといないのとでは全然話が違います。上記の内容も、全く違ってくるでしょう。そして日本で孤独死がますます問題となりそうなのは、託せる当てのない人が激増するのが確実だからです。

そういう意味では、各人にとっての問題でありながら、社会にとっての問題でもあるんですね。逆に言えば、「対策」をみんなで共有できる余地もあるということで、これについてははっきり「チャンス」と言って良いと思います。

孤独死は悲しいし悲惨だけど、それを防ぐことが日本社会をステップアップさせてくれるのだ、という認識をまずはみんなで共有したいですね。そして多くの人が言うように「一人で死ぬのは避けられなくても、死んだあと長期間ほったらかしにされるのは避けたい」という認識も。

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