名古屋国際女子マラソンを観て

投稿者: | 2008-03-11

観ましたよ、今回のレースも。これで世界選手権と国内3レースを全部観たので、北京五輪でも大いに楽しめそうです。

■代表選考について

翌10日には早速代表3選手が発表されました。今回は、世界選手権で土佐が「内定」、東京国際で野口が「確定的」、最後の1枠を大阪と名古屋で決する格好になりました。終わってみればタイムこそ大阪の森本が上回ったものの、名古屋の中村は強豪揃いのレースを制しての優勝。中村を選ぶことに異論のある人はほとんどいないでしょう。

毎回のようにすったもんだを繰り返してきた女子マラソンの五輪代表選考ですが、今回は思いの外すんなり決まった感があります。土佐と野口の2人が2大会連続ということになるわけですが。おまけに中村の所属する天満屋からは、シドニーの山口、アテネの坂本に続いて3大会連続の代表輩出。地味ですが大したものです。

■レースについて

さて今回のレースは、途中まで大人数の先頭集団が形成され、その後さまざまな駆け引きとともに選手が脱落していくという、なかなか見応えのあるレースでした。年のせいか、途中何度か胸が熱くなってしまうほどでした。とりわけ坂本が先頭集団をリードした場面では「2大会同じメンバーっていうのも悪くないな」と思ったりして。

ですが実際にはそうはいかず。ギアチェンジした中村に坂本や原など多くの有力選手が置いて行かれる格好になりました。それにしても、初マラソンで大きな大会を制する例が多すぎませんか。マラソンに専念するとなったときのトレーニングなどに何か欠陥があるのでは、と勘ぐってしまいます。

■Qちゃん(笑)について

最後に高橋について。今回の「惨敗」で、彼女がトップランナーとの評価は完全に崩壊しましたね。てっきり引退するのかと思いましたが、まだ続けるようですね。当日の笑顔の会見といい、彼女は独特の感性の持ち主のようで。半月板除去手術のことを会見で明らかにしましたが、一般人に対してはともかく、スポンサーや親にも隠していたというのはどうでしょうか。特にスポンサーに対しての隠匿は、詐欺にも等しいと言わざるを得ません。

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