昨日行われた衆議院総選挙、事前の予想や報道の通り、民主党の圧勝でしたね。
ひとまずは、「政権交代」という旗印を国民が支持した、ということでしょう。そして、麻生首相を続けるか鳩山首相に替えるかという点において、後者を選んだ、ということでもあります。
これからしばらく政治ネタが増えるかと思いますが、以下は選挙翌日時点での雑感です。
- 来年には参院選があるが、4年に一度の意思表示というのは、政治に関心のある自分にとっては、あまりに間隔が長すぎる。
- また、個々の政策についていろんな意見があるのに、最終的に一票(厳密には、小選挙区と比例代表で二票だが)という形でしか意思表示できないのは、あまりに大ざっぱ。
- 政治家として経験豊富なことや高齢であることがむしろマイナスになるというのは、興味深い現象。
- 民主党は30代後半から50代前半の人材の層が厚い印象。政党力において、これから20年くらいは自民党を凌駕し続けるのではないか。
- 今回の自民党について、小泉路線への評価だという人がいる。もし後継者が4年間あの路線を貫いていたら、果たしてこれだけ大敗しただろうか。そして路線継続なら、安倍・福田・麻生はそもそも後継者の任ではなかった。
- マニフェストを掲げて選挙戦に臨むことは定着したが、まだまだ改善の余地あり。
- 選挙活動にインターネットをフル活用できないのは、あまりに時代遅れ。
- 一票の格差について騒いでいた人たちがいたが、本質的な問題じゃない。
など、いろいろありますが、やはり政治は面白いです。。。