「これが正解!」と言うつもりはありません。あくまで一つの考え方として。
でも、結構多くの人に役立つまとめかな、と自負はしておりますが。
生前準備は、以下の3点セットを中心に取り組むと良いのではないでしょうか。
- 身辺整理
- 生前葬
- エンディングノート
残された人生をより良く生きるために、そして自分が亡きあとにきちんと備えるために。これらを別々のものと考えるのではなく、互いに深めたりやる気を高めたりするように関連づけるのが、ポイントです。あるところで気付いたことを別のことに活かしたり、あるところで決めたことを別のことの「やるべきリスト」に加えたり。
身辺整理とエンディングノートについては、生前準備の項目であることに説明は不要でしょう。生前葬だけは、まだあまりなじみがありませんよね。もちろん私も参加未経験です。
ネーミングははっきり言って改善の余地ありだと思います。ただ自分が死んだあとの葬儀についてあれこれ希望を述べても自分がそこに立ち会えるわけではなく、何より感謝などメッセージを自らの口で伝えることができません。年齢的な節目や職業上の区切り、あるいは夫婦生活の節目など、「口実」は何でも良いと思います。生きている間に、自分の人生を振り返り、世話になった人・大切な人に感謝の気持ちを表し、残りの人生への決意表明をする。そんなパーティーや集いが、もっともっと開かれるようになると良いと思います。
老い支度3点セットと言って、財産管理契約、任意後見契約、遺言書(主に公正証書による遺言書)を提唱する向きがあります。私の提唱する「生前準備3点セット」も、広まると良いのですが。今後ともこのブログ等で、しつこく訴えて行くつもりです。