私がウォッチしている葬儀業界では、業界人も驚くほど小規模化・簡素化・低価格化が進んでいるようです。
会館という「器」を持つ業者は、少し前まではそれが強みだったはずですが、どうもこれからは、それが弱み、もっと言えば桎梏になりそうな雲行きです。
もちろん葬儀場のニーズがゼロになることは考えられないので、全てがつぶれることはないでしょうが、かなりの淘汰が起こるのは必至でしょう。
さてこうしたことは、何も葬儀業界に限ったことではないと思います。時代の変化がどんどん速くなっているので、固定的な体制や設備を持つ者は、変化への適応が難しい。身軽な者勝ちの世の中が、到来しつつあるようです。