お正月に年賀状。この時期は人との「つながり」を意識することの多い機会ですね。
ネット、特にSNSなどによって、家族や旧友などとつながりを保つことは容易になりました。あと、出会いのハードルも下がった感じがします。
時々「ネットか?リアルか?」みたいな二者択一的な問いを立てる人がいます。でもどう考えたって、それぞれの良いところを活かして相乗効果を生む、という方向性が賢明なんじゃないでしょうか。ネットを使えば、時間的にも金銭的にも低コストでコミュニケーションを図ることができます。要は「気楽」なんですね。一方、顔を合わすことはそれに比べれば面倒です。でもその分、密度の濃いものにできる利点がありますよね。
ネットに触れてからの年月が浅い我々は、まだネットを十分に活用して協働することにそれほど熟達しているとは言えません(例外はあるでしょうが)。これから先、それに適したサービスも開発されるでしょうし、質の高い協働がどんどん生まれてくると思います。
上では相乗効果(シナジー)ということを言いましたが、生まれながらネットを使いこなしてきた世代になれば、自らの活動にレバレッジを利かせることもできるようになるんじゃないでしょうか。ネットがなければあり得なかったような仕事を個人が成し遂げる、といった例が続々出ることでしょう。