存在そのものは発売前後から知っていたと思うのですが、正直、１年前の時点では、ここまでハマるとは夢想だにしませんでした。ニコニコ動画にしたって、アカウントは取得していたものの、アップされているアニメなどテレビ番組を観ることくらいにしか使っていませんでしたし。
なぜこうもハマったのか。１周年を機にまとめてみます。
- 声やビジュアルなど初音ミクというキャラクターの魅力
- ミクを通じて、いろんなジャンルの曲やいろんな才能に出会えたこと
- ニコニコ動画という場を通じて、「盛り上がり」を体感できたこと
- 発売時から年末に掛けて、「ミクに降りかかる様々な試練」的なネタが相次いだこと
- PVやカバー、「歌ってみた」、コメントを通じての曲の改訂など、CGMの醍醐味を味わえたこと
つまるところ、ファン（ミクヲタ、ミク厨）にとっては、「初音ミクはオレたちのアイドル」という意識が強いんですよね。以前にも書いたことがあるのですが、初音ミクは我が国で初めて成功したバーチャル・アイドルだと思います。そしてもしかしたら、史上最も成功した･･･。
１周年の今日、ていうか昨日くらいから、思い入れの強いオリジナル曲をリピートして聴いています。やっぱり、一押しは「Innocence」かなぁ。
これからの初音ミクに期待すること。まずは、いい曲がさらにたくさん出てくること。それに伴って、二次創作なんかも大いに盛り上がって欲しいものです。で、その勢いでニコニコ動画を飛び出して、もっと一般の人にも聴いて欲しいなぁ。CD化がどんどん進むとか、CMソングや企業・商品のイメージソングに採用されるとか。紅白歌合戦出場も、本気で夢見ています。あのNHKなら、やってくれるんじゃないか、と。
もっといえば、初音ミクに限らず、VOCALOIDとかCGMの良さ、楽しさを多くの人に知ってもらいたい。きっと、文化のあり方も変わるはずです。