ネットが社会に浸透するにつれて、個人や小さな組織が、「どでかいこと」を成し遂げやすくなってきています。
その際重要なのは、他の個人や組織とネットワークを築き、相乗効果で価値を生み出すことです。戦略的提携というと、上場企業のような大企業の特権であるかのように思いがちですが、今日日、個人や小さな組織にとっても、戦略的提携は必要なのです。
相手方から「この人(あるいは組織)と組みたい」と思ってもらうには、固有の魅力、立ち位置とでもいったものがカギになります。ありきたりの存在では選ばれる理由に乏しく、条件面で「サービス」するしかなくなることでしょう。
戦略的提携の相手探しは、ある意味で一番楽しい仕事の一つかもしれません。自分の分野と近いけど重ならない相手と、ビジネスについて談義する。就職や結婚と同じで、相性ってヤツもきっと重要でしょう。
「戦略的提携」という言葉は堅いので、別の言い方がないかとは思います。ただ個人や小さな組織がネットワークを築くことで、大きなことをやってのける、という流れ自体は間違いなく来てます。お互い、乗り遅れないようにしましょう!