「看取り婚」というアイデア

投稿者: | 2011-09-16

最近、加藤茶や小林幸子を始め、年配の芸能人の結婚報道が相次いでいます。

震災が関係あるかどうかはわかりませんが、いくつになっても異性を好きになる気持ち、そして大切な人と暮らしたいという気持ちは、衰えるものではないのでしょう。

さて先日、ふと表題のようなことを思いつきました。ずっと独身で来た人や、離婚したり死別して独り身になった人が、年を取ってから、人生の最期を添い遂げるパートナーを見つける、というものです。「看取り婚」というネーミングはさすがにイケていませんが(笑)、考え方はなかなか良いんじゃないかと、我ながら思います。私自身も、このまま独身で生きていくとしても「一生独身」と決めつける、あるいは諦めることはないのではないか、と思います。

「恋愛」に過度の期待をせず、それなりに気の合った異性が、契約を結ぶような感じで、互いの老後(さらには死後の供養)を支え合う約束をする。そんなイメージです。将来的には同性でもアリかと思いますが、今は措きますね。

こんな風に言葉にすると、「味気ない」とか「机上の空論だ」と言われるかもしれません。でも、中高年以降の結婚・再婚は多少なりともこうした色合いを帯びるものでしょうから、その関係を自覚的にデザインして行く方が良いと思います。そして何より、このまま無縁社会がどんどん進行していき、寂しくて情けない社会になるより、よほどましでしょう。

正直、介護はこうしたカップルにとって厄介なテーマだと思います。契約婚みたいな関係の間柄で、介護まで責任持てるかどうか・・・。やはり民間の(安価で良質な)サービスが発達すること、そして認知症予防などによって介護そのものをできるだけ回避することが大切です。この辺のことは、引き続き考えていくつもりです。

「看取り婚」が社会的に認知されてくれば、それに適した出会いの「場」も、オフライン、オンライン双方にできるはずです。さらにこうしたカップル同士のコミュニティや、こうしたカップルを対象としたビジネスも生まれるかもしれません。ネーミングはさておき、悪くないアイデアだと思うんですけどねぇ。いかがでしょうか?

「看取り婚」というアイデア」への1件のフィードバック

  1. ゆり

    私も考えていました!どこで出会えますかね?ゲートボール参加しようかな

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