日本の電子書籍界に望むこと

投稿者: | 2011-09-29

Amazonの新端末発表で、ネットは大いににぎわっています。

報道等、細かいことはこれからチェックしますが、例によって「それに比べ、日本は・・・」という雰囲気ですね。シャープのGALAPAGOSがあんな状況なので、なおさらです。

電子書籍の普及に強く期待する者の一人として、出版社や端末メーカー等への要望をまとめてみたいと思います。

品揃えを充実させて!
何より、これが一番です。早期に「紙で出す本は、すべて電子版も出す。既刊書も、再版・重版のタイミングで電子化。また、絶版書もどんどん電子化していく」と宣言してほしいものです。数百万点の品揃えがなければ、話になりませんから。

値段を安くして!
これは、徐々にで良いのです。現状紙より使い勝手の劣るところがある以上、安くするのは当然、と一消費者として思います。できれば2~3割程度は。

あらゆるOSや端末で使えるようにして!
電子書籍専用の端末もいいですが、PC、スマートフォン、タブレットで使えることも大事です。よって、Windows、Mac OS、Android、iOS(iPhone&iPad)に対応するのは、必須です。そして、次の項目も、大事。

購入のアプリ・ソフトと管理・閲覧のそれを分離、後者をオープン化して!
可能かどうかは、よくわかりません。ただ、多様で様々なニーズ、好みに対応したビューワーや本棚のアプリ・ソフトが開発されれば、利用促進につながるのではないでしょうか。少なくとも、AppleもAmazonも、こうしたことまで踏み込んでいませんから。特にAppleがこれを認めることは、この先もないでしょう。

連載マンガを単品販売して!
これは個人的にはあまり必要ないのですが、マンガ好きの方にはニーズが大きいようです。最低でも、人気のマンガ週刊誌、マンガ月刊誌を電子化し、それを現行と変わらない価格で売れば、利用者が一気に増えるのは間違いありません。

こういったところでしょうか。他に、TwtterなどのSNSとの連携ができるようになれば、なお楽しいかと。

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