経営の神様

投稿者: | 2011-10-16

NHKで、松下幸之助の妻・むめのを主人公にした3回シリーズのスペシャルドラマが放送されました。

タイトルは「神様の女房」。

NHK土曜ドラマスペシャル

松下幸之助が「経営の神様」と呼ばれましたので、その妻は「神様の女房」というわけです。自分はまだ第一回を観ただけですが、松下幸之助のルーツ・原点に触れる感じがして、なかなか見応えがあります。

平成元年に亡くなった松下幸之助氏。最近はさすがに「経営の神様」として引き合いに出されることはあまりなくなりました。それでも、彼の興した松下電器(今のパナソニック)はなお日本を代表するメーカーの一つですし、松下政経塾も野田佳彦氏が総理になったことで改めて脚光を浴びています。彼の「事業」は、今も脈々と受け継がれている、と言っていいでしょう。

我が日本では、これに匹敵する事業家として、二宮尊徳、渋沢栄一を挙げることができます。二宮尊徳は「金次郎」としての苦学のエピソードこそ知られていますが、二宮も渋沢も、「偉人」として扱われていないように思います。きっと松下幸之助もそうなるでしょう。

すべての子供が、ビジネス界に入るわけではありません。けれど「事業家」としての生きざまや功績は、政治家や文化人のそれに劣らず、学ぶに値するのではないかと思います。もし子供の「偉人教育」(最近は、それ自体、あまり流行らなくなっているようですが)に取り入れるのが難しいなら、成人してからでも大いに学び、真似るべきでしょう。

ちなみにパナソニックのホームページには「創業者 松下幸之助」というコーナーがあります。関心のある方は、見ておくと良いのでは?

それと近々、渋沢栄一の評伝 を読むつもりです。それを読んで学んだこと、気付いたことも、またこのブログで改めて。

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