非婚化により生じること

投稿者: | 2012-06-05

前回の記事からずいぶん間が開いてしまいました。

非婚化の進行はすでに現実で、まだ当面進むものと思われます。これにより何が生じるか、既に生じつつあるものも含め、考えてみましょう。

単身者向けーマーケットの拡大
「おひとりさま」という言葉が定着してから、かなり経ちます。未婚者・単身生活者が増えれば、それを当て込んだビジネスも当然増えるでしょう。これは誰しも予想できることでしょうね。

孤独死など「社会問題」の増大
単身者イコール孤独というわけではないでしょうが、結婚して子供もいる人に比べると、身近な人に頼れるチャンスは著しく狭まってしまいます。親が健在ならまだしも、両親とも亡くしてしまうとなおさらです。ニートや引きこもりのなどもそうですが、今後は未婚者であるがゆえにリスクが大きくなる、あるいは事態が深刻化する社会問題が、加速度的に増えていくと思われます。

新しい形の相互扶助の仕組みやビジネスが生まれる
最初の項とかぶる面もありますが。期待を込めて、非婚化社会に適応する動き、あるいは非婚化を前提としたさまざまなシステムが生まれるものと考えます。そうでないと、上に述べた社会問題がとんでもなく深刻化・悲惨化してしまうでしょうから。

上記3つにまつわる動きで私が気になるものは、今後積極的にこのブログで取り上げていきたいと思っています。何より、私自身がシングルなわけですし。

最後におまけ。

風俗やセックス産業が盛んになる
今でも十分お盛んかもしれませんが、たとえば男性の生涯未婚率が3割を超え4割に迫るなんてことになると、やはりこの分野も大きく影響を受けざるを得ないでしょう。それも、良い方の影響を。良くも悪くも単身者は既婚者(それも子持ち)より金銭的な自由度が高いので、これらに振り向けることのできるお金の総額は増えますから。

このテーマでのこれまでの記事:
非婚社会の到来(2012-05-07)
非婚化はなぜ進むのか(2012-05-08)

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