楽天というグローバル企業

楽天が19日に発売した電子書籍端末「Kobo」が、炎上しています。

最初に使い始める際に行う「アクティベーション」がうまく行かない、品揃えが誇大に宣伝されている、その他日本人・日本語への対応が詰め切れておらず使いづらい、などなど。さらには楽天レビューで星1つの評価が殺到しながら、あるときそれが消去されたというオマケ付きです。

楽天「Kobo Touch」のスタートダッシュと今後を考える
楽天の電子書籍『kobo』大炎上 「英語しか使えない!」など不具合、低評価殺到→レビュー欄が閉鎖

これに対し三木谷社長は「騒いでいるのは一部の人」などと発言。このインタビュー記事も、炎上の的となりつつあります。

細かいことで騒いでいるのは少数派ですよ:日経ビジネスDigital

――対応を終えた後もインターネット上での騒ぎが収まっていない。

三木谷:時間の問題じゃないでしょうか。実際に騒いでいる人の数を数えると、まずたいしたことないと思いますよ。騒いでいるのはせいぜい2000~3000人でしょう。致命的な問題があった訳でもないし、コンテンツの売り上げは「超」がつくほど順調ですし。反省すべき点がゼロとは決して言いません。しかし、問題点にきちんとスピーディに対応できたし、これは大成功だったと思います。

もともと、ネットの「コアユーザー」の人たちの間では、楽天は嫌われたり軽蔑される存在です。サイトのデザイン、そして大量の宣伝メールなどなど。英語を社内公用語としたことについても、同様のことをしたファーストリテイリング(「ユニクロ」の会社)に比べると、随分嘲笑の的になっています。つい最近も、こんな話題が・・・。

楽天の求人がヤバイwwww グローバルな ベストプラクティスを実践していただくグローバルなオポチュニティ

三木谷社長始め楽天は、それこそグローバルな企業を目指して企業活動をしているのは間違いありません。そして客観的に見て、現状それを実現しそうなインターネット系の企業の数少ない候補と言えるでしょう。

攻防:ヒロシ・ミキタニが語る。 楽天 Kobo は、いったい誰と戦うのか? « WIRED.jp

「やればできるんですよ。たかが語学の問題じゃないですか。誰にもできるんです。そのことを証明したいんですよ。実際にやってみてですか? いやあ、いいですね。何がいいって、英語を公用語にしたおかげで国内と海外って線引きが社内からなくなったことですよ。これは重大な成果だと思いますね。いずれにせよ、これをしなかったらAmazonやGoogleと世界を舞台に互角に戦うなんてできませんよ。何も国際ルールに迎合しようって話じゃないんです。日本にいいものがあれば、それがコンテンツであれ、経営スタイルであれ、国際的な土俵で世界にちゃんと伝えていくということなんです」

私は楽天のサービスも使っています。なのでどちらかというと、楽天を冷笑する日本人の「島国根性」みたいな方が残念な気がします。三木谷氏の野望は結局実現しないかもしれませんが、それを笑うことはないだろう、と。伸びていこうとする自国の企業の足を引っ張っておいて「日本からはなかなか世界に通用する企業が出ない」などと嘆くのは、無い物ねだりというものでしょう。

Kobo自体については、AmazonのKindleが日本で発売されてから(「近日」とのことですが、来月にも発売というウワサですね)冷静に比較して、買うかどうか決めることにしています。ただ楽天については、注目もし、私のできる範囲で応援したいとも思っています。

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