やなせたかしとアンパンマン

投稿者: | 2013-10-17

漫画家のやなせたかしさんが13日に亡くなっていたことが、15日になって明らかになりました。

※葬儀を身内だけで済ませるために、伏せられていたようです。

94歳。「アンパンマン」の作者ですが近年はメディアに割と顔をお出しになっていたので、ご本人も「アンパンマン」の宣伝マン・広報マンみたいな感じになっていましたね。台風26号の接近していた15日夜、ネットやテレビで生前のお言葉をかみしめる時間を持たせてもらいました。

「アンパンマン」が絵本として登場したのは1970年代のことです。私が幼稚園時代にはすでに、絵本もそうですが紙芝居として人気のキャラクターとなっていました。テレビアニメも、大学生時代ですから放送が始まって間もない1990年前後から、よく観ていた記憶があります。子供のいない私ですが、自分自身にとって身近なアニメ、キャラクターの一つです(ちなみに、ドキンちゃんは理想の女性のタイプです・・・)。

アンパンマン

よく知られているように、やなせさんが「アンパンマン」を世に送り出したのは50代のとき。それからさらに40年ほど生き続けて、国民的キャラクターにまで育て上げました。やはり、こうした人については「長生きは徳」ですね。同じ漫画家では水木しげるさんが91歳でご存命です。ぜひ長生きしていただきたいものです。

日本テレビ系列で放送されている「アンパンマン」は、今後も継続するかどうか、未定だそうです。新作をつくるのが無理なら、再放送を繰り返す形でも良いので、放送を続けてもらいたいものです。やなせさんの寿命は尽きましたが、アンパンマンはこの先何十年も生き続けるキャラクターとなることは確実ですので。

一方、やなせさんの生涯について少し見聞きすると、「アンパンマンの作者」では収まらないところがあることを知ります。作詞家であり、デザイナーであり、雑誌編集者であり。新人発掘にも力を入れておられたようですね。生涯や業績をまとめた伝記のようなものが出たら、ぜひ読んでみたいものだと思います。

まずは明日夕方のアニメ「それいけ!アンパンマン」を観て、やなせさんをしのぶことにします。

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