仏教者の言葉が、なぜ我らの心に響かないか。
それはきっと、彼らが仏教やお寺という枠組みにとらわれ、意識的にか無意識的にか、それを擁護することが目的みたいになってしまうからでしょうね。
現代において生老病死に向き合う上で、参考にすべき言説は仏教の世界以外にいくらでもあります。仏教にとらわれている人、いわんや仏教の中のさらに特定の宗派にとらわれている人は、我らにとっては器が小さすぎるんですよ。
我らとしては、仏教が「使える」ならその部分は活かすも良し、使えないなら他に使えるものを見つけるだけの話です。この点を謙虚に反省しないで「仏教こそ救いの道」なんて態度で一般人に向かって教えを垂れててたのでは、相手にされなくて当然ですよね。