最近つくづく感じる私自身の傾向です。
たぶん多くの人も同様なのではないでしょうか。
男の一人暮らし。生活は割と簡素な方のはずですが、それでも暮らしの中で選んでいる製品やサービスなどは無数にあります。そうすると、いちいちこだわってマイナーなものを選んだり吟味したりする余裕がなくなってしまうんですね。それこそこだわりのある限られた分野を除いては。
それ以外については、メジャーなもの、「これを選んでおけばハズレはないだろう」というものにすがってしまいます。
これも生活を円滑に進めるための立派な対処法だと、自分では納得しています。そうでもしないと、生活がさらに複雑になり、時間やお金といったコストも跳ね上がってしまいますから。
少ない「こだわり」をどこに置くか。どう置くか。その程度で「何かこだわりたい」という気持ちは十分満たされますね、私の場合。生活の細部にわたってまで徹底的にこだわり抜く、などというのは、そもそも可能と思いませんし、目指したいとも思いません。