もともとパソコンを使い始めてからずっと、日本語はかな入力方式で入力していました。
日本語の文章を書く上で、ローマ字入力は不自然だと思っていたからです。
7年ほど前に、「やはりローマ字入力が一般的だし、慣れれば入力速度も速そうだ」と感じ、あっさりローマ字入力に切り替えました。死ぬまでかな入力を貫くのは、何かカッコ悪いという意識もありました。
そして数日前、ネット上でかな入力を擁護する記事を読みました。ローマ字入力にはすっかり慣れていたものの、入力の際の違和感はいまだに払拭できずにいましたので、これを機に再度かな入力に復帰することにしました。この文も、もとよりかな入力で書いています。
やはり自分の中ではローマ字入力がそれなりに定着しており、キーを叩き始めたときに思わずローマ字入力をしていることもあります。またキーの配列をかなり忘れてしまっているので、いちいちキーを見ながらでないと入力できません。それでも、キーを打つ回数が圧倒的に少なく、自然な感じで日本語の文章を書けるのはいいものです。かな入力の勘が戻ってくれば、文章の質にも影響するかもしれません。
もうローマ字入力に戻ることはないでしょうから、私は死ぬまでかな入力で通すことになるでしょう。