昨日のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」で「切り刻まれる!? ニッポンの土地異変」という特集を観ました。
相続に伴い土地所有者が急増して、農地としての活用や、公共事業の際の用地買収などに支障を来すケースが出ているとのこと。あるケースでは、相続人が60人もいて、土地の売却にえらい手間とコストがかかったことが紹介されていました。
テレビを観ながら「たわけとはまさにこのことだな」と呟いていました。
番組に登場した行政書士さんのアドバイス。
- 相続はその代ごとに完結させておく
- 土地はできるだけ単一名義で相続する
その通りでしょうね。土地を細分化して権利関係を複雑にするのは、反社会的行為とすら言えると思います。
固定資産税など資産課税において、細分化した土地がペナルティとなるような、土地集約へのインセンティブを意識した税制を考えてもいいんじゃないでしょうか。