「死」など興味のあるキーワードで新刊チェックするのを習慣にしています。
具体的には、
- メディアマーカーでキーワード検索
- 興味のある本を「ウィッシュ」として登録
- 登録した本の情報を、[読みたい本]というタグ付きでTwitterに流す
というのを習慣化・自動化しています。
これから一ヶ月くらいの間に出る本のうち、出たらすぐに読むぞ!と決めているものものひとつが、『悔いのない人生 ~死に方から生き方を学ぶ「死生学」~』です(12月5日発売予定)。
齋藤孝教授は、私より10歳上で、現在55歳(もっと若く見えますがね・・・)。去年の6月には家訓をテーマにした本を出していて、こちらも出版と同時に買いました。今調べたら、2007年には自分史の本も出されています。もともと多くの著書を書かれている人ですが、ご本人が年齢を重ねるにつれ、老いや死に関わる本がさらに増えていくのではないでしょうか。
しかもそこで語られることは、近代より前の日本人の感性や考え方を踏まえたものになるはずです。他の人たちが老いや死について書くものは、多くが個人的経験やせいぜい時の流行に根ざしているのにすぎないのに、齋藤教授の視点はもっと日本人の根深いところを衝いています。だから深く考えさせられますし、恐らく今後我らが新たな長寿社会を築く上でのヒントに充ち満ちているはずです。
本の中で紹介される古典などにもてきるだけじかにあたり、思索を深めていきたいところです。
新著の内容紹介。
古典からの叡智をひもときつつ、死を意識し、考えることは、
すなわちより〈よく〉生きる方法を見つけることにもつながるのだ。
現代人が失ってきた〈死生観〉を取り戻し、いつかくる〈その時〉にも備える!
早く読みたくて仕方ありません。
なお同時期には立花隆氏も「死はこわくない」という本を出す由(12月7日発売予定)。こちらも、大注目です。