日々多くのネット記事に接していますが、人生観を揺るがすようなものにはそうそう出会うことはありません。
この記事は、数少ない例外となりそうです。
700人を75年間追跡した研究からわかった「幸せな人生を送る秘訣」 | ライフハッカー[日本版]
タイトルだけ見て、「ああ、”あれ”のことね」とすぐ思いついた人は素晴らしいです。実際に自分の人生でそれを実現できているかどうかはともかく、知ることは実践する上での第一歩ですからね。
さて、気になる回答は・・・
ハーバード成人発達研究のディレクターを務めるRobert Waldinger教授によると、重要性において、あるひとつのことが、ほかのすべてに勝っているそうです。
「75年間におよぶこの研究が明確に示しているポイントは、良い人間関係が私たちの幸福と健康を高めてくれるということです。これが結論です」
人生の早い段階でこの「知」を獲得していれば、生き方、そして日々の選択に対する優先順位の付け方が違ってくるのではないでしょうか。子がいる親御さんならば、それをぜひ自分の子供に健全な形で伝えていただきたいものです。言葉よりも、むしろ行動において。あるいは「背中」で。
身近な人間関係において満たされている人は、広く他人に対して優しくなれます。博愛主義者というより、博愛を生きる人となるのです。そういう人が増えることは、それこそ経済成長や物質的豊かさよりも人々の幸せを増してくれるのではないでしょうか。しかもそれは両立できないどころか、相乗作用を生むことだってあり得ます。人々が精神面で満たされているからこそ仕事や地域づくりに打ち込み、それがますます人々の間に愛を生みやすくするという。
やはり、「愛こそは全て」なんですね。私も、まずはこの記事を紹介することで実践を試みた次第です。