格差社会と葬儀

投稿者: | 2009-01-29

今回の不況はかなり長く、厳しいものになりそうです。

葬儀の世界でも、費用を抑えようという動きはますます強まるでしょう。一部の人たちからは、葬儀の費用すら出せない人が続出する格差社会のありさまを嘆く声が、聞こえてきます。

でも本当は、そんなことが問題ではないのです。

葬儀にお金がかかるということ自体が、変なのです。金の掛からない葬儀の追求、さらには葬儀そのものをもっとカジュアルにする動き。それは困ったことではなく、むしろ「身近な人をどう送るか」について、人々が真摯な姿勢で臨むようになったことの表れでもあると、私は思います。前向きな動きなんです。

それを「問題だ」とする人たちは、「抵抗勢力」と呼ばざるを得ません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください