高校生の頃、テレビで鳥葬の模様を観て、死生観がひっくり返るような衝撃を受けた覚えがあります。これも、それに匹敵するくらい衝撃的。
シチリア島の「死者の待合室」 – 日経BP セカンドステージ
ミイラ化した遺体を、言葉は悪いですが見せ物にしているというもの。奇習と言っていいでしょう。
なぜこんなことをするのか、といった点などに興味は尽きません。ですがふと、「日本にもこういう博物館があってもいいんじゃないか?」と思いました。献体を希望する人は少なくないと聞きます。であれば、死後自分の遺体が人目に触れることをいとわない人も、少なからずいるのではないでしょうか。
死生学博物館なるものが造られるとしたら、展示物の一つとして、現物の遺体もあってしかるべきだと思うんです。