Kindleが日本にも!

投稿者: | 2009-10-09

少し出遅れ気味の話題ですが、AmazonのKindleが日本など世界100ヶ国以上で買えるようになります。

電子ブックリーダ『Kindle』が日本から買えるように – 米Amazon.com | ネット | マイコミジャーナル

まだ英語書籍しか買えず、日本語コンテンツは提供されないようなので、「黒船襲来!」と騒ぐことのほどではありません。当面購入者は、学者、一部のビジネスマン、洋書好きな読書家など、一部に限られるでしょう。

でもモノが使われるようになると、さらに「早く日本語コンテンツを出せ」という圧力が強まるのは確実です。日本語コンテンツの提供開始は時間の問題になったと見るべきで、その意味で今回の件は一大転機であることは間違いありません。

ちょっと前、こんな記事を読みました。

米大学が講義にKindleを導入してみるも、不満集中

まだまだ利便性という点では、紙の書籍を凌駕するには至っていないようです。改良の余地は、大ありですね。使う側の「慣れ」の問題もあるでしょうが。

個人的には、書籍のデジタル化には大いに期待しています。紙の書籍は、かさばることと検索性に劣ることが弱点ですが、デジタル化はそれを克服してくれます。コンテンツの価格も、従来よりは値下がりするでしょう、きっと。ネットを通じてダウンロードすることで、即時に入手できるのも利点です。

あとは、デジタル化ならではの付加価値を付けることができて、「紙よりイイ!」って思わせてくれれば、意外と短期間に書籍の相当部分がデジタルに置き換わるんじゃないかと思います。自分としては、それを見届けて死にたいものです。

ちなみに電子書籍リーダー分野では、SONYもアメリカで主要なプレイヤーになっています。ぜひ同社にも、日本での販売を再開して、Amazonとともに市場を盛り上げていってほしいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください