「1日1ブログ」というノルマ

投稿者: | 2009-11-26

「一日に最低一件はブログの記事を書く」と決め、そのノルマを自分に課している人が、結構います。

自分の意志の弱さを自覚していて、「サボり癖」がついてしまうと更新が続かなくなってしまうことを恐れて、毎日と決めている人もいるでしょう。また、「楽しみにしてくれている人がいるから」と、一種の義務感からこのノルマを課している人もいるかもしれません。何にしろ、律儀なことです。

個人的には、「1日1ブログ」というノルマはあまり感心しません。書きたいことや書くべきことが多すぎて、むしろネタの絞り込みに苦労する、という人はいざ知らず、大したネタがないのに無理して記事を書くのは、不健全なことだと思うのです。

個人的には、2日に1件のペース、つまり月間15件・年間180件強のペースでブログを書けたら、上出来だと思います。大事なのは長年にわたって続けることで、これを10年20年と続ければ、一件一件は他愛のない記事でも、「財産」といっていいほどのものになります。逆に頻繁に更新していても、数年で終わってしまうようでは、あまり意味がありません。

ただし、書きためたブログが生きてくるためには、タグ付けと、サイト内検索機能は必須だと思います。これがあれば、記事どうしがリンクしていって、時系列じゃなく、トピックスごとに記事を読み返すことができますから。

よくブログにカレンダー式のアーカイブ・リンクを表示している人がいますね。あれも、「1日1ブログ」へのプレッシャーになっている気がします。リンクのない日、つまりブログを更新していない日がたくさん出るのは、みっともないですもんね。あれがあると。月別のアーカイブへのリンクなんかはいいですけど、カレンダー式のアーカイブ・リンクを置くのは、やめたほうがいいんじゃないでしょうか。

ブログは、日記じゃありません。いやしくも他人に読んでもらうつもりなら、ネタは厳選し、文章も読みやすいものにしないと。

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