働くことの意味

人は何のために働くのでしょうか。

生計を立てるため?それも大きな目的でしょう。ただ、それが最大の目的だというのは何だか寂しいし、まして唯一の目的であるはずはありません。「仕事なんて、どうせ金のためだけだ」とうそぶく人はいるかもしれませんが、よほどのことがない限り、その人も仕事からお金以外のものを得ているはずです。自尊心の満足だったり、仲間との交流だったり、あるいは規則的な生活だったり。

働くことの本質。それを私は、社会と関わり、社会に何かプラスの価値をもたらすことだと考えています。社会的動物であるヒトにとって、生きることの根幹と言ってもいいでしょう。その点で、「仕事より家庭が大事」とか、「仕事は人生を楽しむための手段にすぎない」といった言説は、あえて言えば間違っていると思います。働くことを二の次、三の次にして、何の人生か、と。

もちろん、学業にいそしむ子供・若者、育児中の親などは、働いていないからといって存在価値がないということはありません。働く準備をしていたり、あるいは働くことから一時的に離脱しているにすぎないのですから。それでも、その状態は仮のものと意識されるべきです。もっと言えば、異常な状態なのだ、と。

では、高齢者や障がい者など、一般に働くことができないとされている人は、どうでしょうか。そうした人たちも、できる範囲で働くことを通じて社会と関わることが、本人にも社会にもいいことだと考えます。その上で「稼ぎ」が不足する分を社会が補ってあげるのは構いませんが、最初から「弱者」扱いするのはいかがなものでしょうか。

こんな風に書くと、時代錯誤の仕事中心主義みたいですね。でも何となく、仕事を相対化するというか軽視するような風潮が一部にあることに、強い違和感を持つのです。あるいは、仕事に多くを期待するのを端から諦めるような風潮に。

「そうあってほしい」という願望を含めて、次のように思うのです。

仕事の場では、必死になるからこそカッコ悪い自分もさらけ出してしまう。だからこそ、魂をふるわすような感動や満足、そして悔しさにも出遭う。
2010-01-30のつぶやき)

こんな暑苦しい仕事観、古くさいですかね?

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