さよなら、ビル・ゲイツ

投稿者: | 2008-06-30

Microsoftのビル・ゲイツが、6月27日をもって社業から身を引きました。

ネット上のあるニュース記事で、ビル・ゲイツをヘンリー・フォードになぞらえているものがありました。一つの産業の歴史を作ったという点で、ビル・ゲイツが歴史に残る経営者であることは間違いないでしょう。

細かい検証は改めてしたいと思いますが、WindowsやMicrosoft Officeを通じてMicrosoftに膨大な利益をもたらしたということを思えば、一私企業の経営者としてのビル・ゲイツは大成功だったと言っていいでしょう。

ただ、Microsoftがコンピュータやネットの世界で果たした役割については、まさに功罪が同居しているわけで。さすがに「悪の帝国」よばわりするのはどうかと思いますが、ライバル企業をきれいとは言えない手口で叩きつぶしてきたのは事実。「もしMicrosoftが、ビル・ゲイツがこれほど貪欲でなかったら、業界はもっと発展していたのでは?」という想像は許されると思います。

さて、経営から身を引いたビル・ゲイツは、かねてから手を染めている慈善事業に専念する由。途上国での医療提供プログラムを主旨にした事業です。プログラマーと経営者の二つの顔をもつ氏のこと、コンピュータ業界を対象にしたエンジェルにでもなってくれれば、持ち味が発揮できると思うんですが。長年この業界の第一線でやってきて、もう倦んだのかな。

それにしても、Appleのスティーブ・ジョブズに比べると総じて嫌われ者のビル・ゲイツですが、やはりいなくなってしまうのは少し寂しいものです。何せ私は、トータルすれば20年近くも「ゲイツOS」のお世話になってますから。

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