逃げた船長

イタリアで起きた豪華客船の座礁事故、当初は悲惨な事故と見ていました。いまや船長や船員のデタラメぶりが次々と明らかとなり、人災としか言えなくなってきていますね。

特に船長の言動は、「クズ」としか言いようがありません。

常識外れの行動続々 座礁の船長に高まる批判 :日本経済新聞

  • そもそも事故は、船長が船員に「郷里の島を見せてやる」と無理な接近を図ったことで起きた
  • 乗客の救助が途中なのに、船長はいちはやく逃亡した
  • 沿岸警備隊長との電話で、言い逃れや虚偽報告をしていた
  • 事故直後、携帯から母親に電話していた

最後の件に至っては、笑い話に近いものがありますね。

そもそも海難事故が起きた場合、船長は最後まで船に残って対処する、というのが職業倫理のはず。乗客までほったらかしで逃げるというのは、それだけで海の男失格ででしょう。

船長がクズなのは自明ですが、同時にこんな男を船長にしていた会社の責任や管理体制も、厳しく問われて然るべきでしょうね。豪華客船クルーズは一時ほどブームではなくなったかもしれませんが、儲けに走るあまり安全運航への備えがおろそかになっていた、あるいは事故対応の訓練なり準備が不十分だった、ということはないでしょうか。

現地の警察には厳正な捜査をしてもらい、船長や会社の刑事責任を追及してもらいたいものです。でなければ、この事故で亡くなったり行方不明になっている30人ほどの人が浮かばれません。

それにしても、イタリア発のニュースが日本に届くことはそれほど多くないですが、この件を含め「イタリア人、大丈夫か?」というものが多いですね。辞めたベルルスコーニ前首相の件もそうでしたし、債務危機の件も。よくジョークで言うように、今度戦争する時はイタリア抜きでドイツとだけ組んだ方が良さそうです。

ちなみにこの船長を激しく叱責した沿岸警備隊長、現地では英雄視されているそうです。

伊船長を叱責の隊長が英雄に、「船に戻れ」Tシャツも販売開始 | 世界のこぼれ話 | Reuters

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