生活の知恵を共有する

投稿者: | 2013-04-26

暮らしの中でのちょっとした工夫。

それがあると、あるいは、それをやると生活が便利になったり、効率的になったり、効果が上がったり、というものがあります。生活の知恵、暮らしの知恵というヤツです。

従来なら地域共同体の中で、上の世代から下の世代に自ずと伝えられていたのでしょう。でも今は、その「回路」は非常に細っています。むしろ活躍しているのは、マスメディアやネット上のユーザー参加型メディア。ただそうしたものに依存していると、自ら工夫して知恵を編み出そうとする意欲、そしてその能力はしぼんでしまうような気がします。私自身、まさにその傾向があるのですが。

仕事でもそうですが、「最終解」のような印象を受けるものを与えられるのは、必ずしも喜ばしいことではありません。進歩や成長へのバネみたいなものが失われてしまうからです。

大事なのは「知恵」とされるものをうのみにするのではなく、自ら試してみて、自分の環境やニーズに応じてその知恵をアレンジする、くらいの気構えなのでしょうね。私は生活の知恵からさらに進んだ人生の知恵といったものにも大いに関心を持っていますが、人生についてはさらにそのことが当てはまりそうです。

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