「あまちゃん」が終了

投稿者: | 2013-09-30

連続テレビ小説「あまちゃん」が、先週の9月28日で最終回を迎えました。

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最終回は正直、脇役の余計なエピソードを詰め込んでいる割に無難なまとめ方で、「これで終わりかぁ」と肩すかしを食らう感がありました。薬師丸ひろ子演じる鈴鹿ひろ美が「潮騒のメモリー」を歌ったり、三組の合同結婚式が行われたりした最終週一週間がトータルで「最終回」だった、と考えた方がいいかもしれません。

アイドル(しかもAKB48を意識した感の強いアイドル)としてのあれこれを描いた「東京編」をまるまるスルーした私ですが、都合4ヶ月間楽しませてもらいました。Twitterなどネットでの盛り上がりを見ても「国民的ドラマ」というほどに盛り上がったのではないでしょうか。7月期に放送されたTBS系「半沢直樹」も、相当な盛り上がりでしたけど。

「あまちゃん」はなぜこれほど盛り上がったのか。震災で心が凹んだ我ら日本人の心を元気づけ励まし、そして癒してくれるドラマだというのを、多少なりともみんなが意識しながら見ていたからではないでしょうか。その大役を、能年玲奈演じるアキはじめ天野家の女三代が象徴的に演じてくれた、ということなんだと思います。

「潮騒のメモリー」は例のテーマソングともども我らの記憶に残る、それこそ「あまちゃんのメモリー」の曲として愛され続けるに違いありません。まずは3ヶ月後の「紅白歌合戦」で「潮騒のメモリー」を誰がどんな形で歌うのか、そこに大注目しています。

ともあれ、こうしてみんなで話題にできるドラマがあるのはありがたいことです。次の「ごちそうさん」も、そんなドラマであってほしいですね。「あまちゃん」についてはまだまだ語りたいので、この1~2週間、あと何件か記事をエントリーするつもりです。

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