残業代ゼロを、どう考えるか

いわゆる「残業代ゼロ」の件が、また話題になり始めました。

イデオロギー対立が鮮明に表れる案件なので、特に反対論が盛り上がっている印象です。

いわゆるサラリーマンの仕事であっても、定型的・反復的で裁量の余地の少ないものは、そもそも月給制が馴染まないのだと思います。そうしたものは月や週単位の契約・時給制にしていけば良いのではないでしょうか。そうでない業務に従事する人は、年単位の契約・年俸制の方がいいでしょう。そしてそうした仕事には、「長時間働いたから報酬が増える」というのはナンセンスな話です。

その意味で、業務の性質に応じて報酬体系を柔軟に設計できる、というのは結構なことです。政府がやるべきは、税制などを報酬体系に中立であるように改め、他方で雇用の総量が増えるような仕組み・インセンティブを設けることではないでしょうか。

さて時代は機械化・コンピューター化で人の仕事が減っていきそうな雲行きです。時代のトレンドみたいなものを度外視すれば、上記のような「方程式」でうまく行くはず。けれども仕事というものの量や質が変化していく中にあっては、話は別、ということになるかもしれません。その意味で、結論を最初に出してそれを正当化するための議論をでっち上げるのは、「残業代ゼロ」に賛成であれ反対であれ、賢明ではありませんね。

この問題、継続的に考えて行きたいものです。

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