生前準備を手がけるのに早すぎるということはない、というのが私の持論です。
たぶんこれは、それこそ死ぬまで変わらないと思います。
生前準備は短期間で済ませるものではなく、少しずつ進めていくものです。また折に触れて見直していくべきものです。年を取ったり病気になってから手を着けようとしても、もはや手遅れになっていることが少なくありません。だから「早すぎるということはない」のです。
また自分の死を意識していろいろ考え、行動することで生き方に良い影響をもたらす面もあります。若者、あるいは子供だって、それなりのやり方で死に備えるのはとても意義深いことだと考えます。
やることのデメリット、弊害みたいなものはちょっと思いつきません。時間や労力の無駄?そんなはずはないでしょう。
逆にやらないことの不都合はいくつも挙げることができます。いざという時、なかなか意思決定できない可能性が高いとか、死んだ後家族などに負担・迷惑を掛けるとか、死後の始末に余計な費用が掛かるとか。
何より自分の死から目をそらして生きていては、その生き様も自ずと空虚なものとならざるをえないのではないでしょうか。
生前準備に関してどんなことをやるか、具体的にどうするかは人によりけりですし、大いに議論を望むところです。けれど生前準備をすべきか否かなんてことは私にとっては「論外」で、その必要性を感じない、理解できないという人とは語り合っても無駄だと思ってます。
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