他の人の書いた記事に触発されて、そんなことを考えました。
「SoLoNi」は「Social」「Local」「Niche」の頭文字を並べたものです。「ソーシャル」「ローカル」「ニッチ」ですね。
元ネタは、こちら。
2012年はSoLoMoに注目! ソーシャル・ローカル・モバイルがつなぐ未来 from ソシエタ « WIRED.jp 世界最強の「テクノ」ジャーナリズム
ソーシャル、ローカル、モバイルの3つの要素は今日のマーケティングにおいて最も重要なキーワードであり、かつ今後も更にトレンド化していくことは明白です。SoLoMoとはその3つの要素「Social」「Local」「Mobile」を合わせた造語です。 言うまでもなくスマートフォンの普及が背景にあります。
誰もがスマートフォン(あるいはタブレット端末)を持ち歩くのが当たり前になるにつれて、ネットの活用法が広がり、深まっています。そうした状況下で特に熱いのが、「ソーシャル」「ローカル」「モバイル」というわけです。 これはこれで大いに研究・考察すべきテーマですが、今回は紹介するにとどめます。
さて私の「SoLoNi」は、「ソーシャル」「ローカル」「ニッチ」です。こうした要素を持つビジネスが、中高年者の雇用の「受け皿」として有力なのではないかと予測しています。さらには、中高年者が起業する際の「狙い目」としても。
なおこちらの「ソーシャル」は「ソーシャルビジネス」などと言われる時の「ソーシャル」です。引用した方の「ソーシャル」は「ソーシャルメディア」の意味をかなり含んでいますので、同じ言葉ですがニュアンスは若干というかかなり異なります。
ここのところ「グローバル化で、先進国は構造的な職不足に直面している」という議論をよく見かけます。現状の認識としてはその通りでしょうが、先進国では新たな雇用の創出を伴うようなビジネスの機会が乏しい、と決めつけるのは早計でしょう。大きな儲けは生み出さないかもしれませんが、関わる人がやりがいを持てて、社会になにがしかの好影響をもたらし、そして細いながらも長く続くようなビジネスは、まだまだ開拓の余地があるはずです。
逆に言えば、そうしたビジネスがある程度立ち上がってこないと、政府が定年延長を義務づけるといったおかしな方向に行き、ますます経済を縮こまらせるだけになろうかと思います。「SoLoNi」はチャンスでもあり、最後の頼みの綱、という気もします。