先月発売されたAmazonのFire TV Stickを買っちゃいました。4,980円也。
年間3,900円(月額にすると、たった325円です)の「プライム会員」になっていると様々な特典があるわけですが、最近そこにプライム・ビデオというのが加わりました。多数の映画やテレビ番組が見放題になるというサービス。はっきり言って、映画をよく観る人はこのサービスだけで3,900円の元が取れます。
今回のお買い物は、そのサービスを実際にテレビで体感してみたい、というのが動機です。パソコンやスマホからも観ることはできるので、なくても済むものではあるのですが、部屋にテレビがある以上、テレビの画面にもその機能があったほうがいいよね、ということで。
実際に使ってみると、画面はキレイですしスマホのリモコンアプリ(Amazon Fire TVリモコンアプリ)の操作性もなかなか。プライム・ビデオ視聴用の機器としては、まず申し分ないのではないでしょうか。
不満点を挙げるなら、それ以外の動画サービス(たとえば、YouTubeやGYAO!)が利用しづらく、「あー、これはすぐに使わなくなるわ」と思ってしまうことでしょうか。アプリを開くまで何度もスクロールや選択をする必要があり、しかもいちいち反応が鈍いのですよ。これなら、スマホのアプリの方がはるかにマシです。
さらにその上、私が金払って利用している動画サービスに対応していないのも、痛いです。痛すぎます。NHKオンデマンドとか、ドコモのdアニメストアとか。タブレットかスマホをテレビに出力する方法を、別途考えねばなりません。
ともあれ、これでテレビのHDMI端子の用途が3つ目になりました。もともと2つしかない端子なので、今回の買い物(もちろん、Amazonで買いました!)ではあわせてHDMI出力を切り替えるHDMIセレクターなるものも買いました。
私のテレビ、ひかりTVとブルーレイレコーダーのほかにFire TV Stickが加わり、さらにもう一つ二つ機器が接続することになる勢いです。外付けHDDも、二台つないでいます。ケーブルの多さ、接続の複雑さに我ながら呆れています。将来は、もっと改善されるはずですよね?たとえばテレビ自体がAndroidか何かのOSを搭載し、すべてアプリで機能追加したりネットにアクセスできるようになったり。
ともあれ、地上波の放送を観るだけだったら「なくていいかも」だったテレビ受像器というものが、ネットへの接続と各種動画サービスの充実によって「あると便利」になってきているのは確かです。今後も、テレビライフの充実を図ります。