NHK「ファミリーヒストリー」は問題か

NHK総合で金曜の夜に放送されている「ファミリーヒストリー」。毎週必ず観ているわけではありませんが、好きな番組の一つです。

そんな「ファミリーヒストリー」を強烈に批判する文章に出会い、ちょっとしたショックを受けました。「こんな受けとめ方をする人もいるんだ・・・」と。

公共の電波で「家系」を探るNHKの時代錯誤 ?『ファミリーヒストリー』はマズイのではないか  | テレビのヨミカタ | 現代ビジネス [講談社]

「コンセプト自体に問題を感じる」というだけあって、この人は番組をきちんと観たことがないと思われます。そもそも「なんでこんな番組をつくるんだ!?」と憤りながら観たのでは、良さや面白さは見えてこないでしょう。

日本の因習である「血の重視」の風潮を煽り、それによって不当な差別が助長されることにもつながりかねない。

家系による差別、就職などビジネスの場においては既にほとんどないのではないでしょうか。結婚となると話は別で、今でも厳然としてあるでしょうし、なくすのも容易ではないでしょう。

でもそのことは、こうした番組によって助長されたり煽られたりするものでしょうか。私には、その感覚は共有できません。そしてそれは、たぶん現代日本人の平均的感覚であり、この番組を好んで観ている人たちとの感覚だと思っています。要は、批判が的外れに思えてしまうのです。たぶん制作する側のNHKの人がこの文章を読んでも、「何言ってんだか」と全く響かないのではないでしょうか。

この番組を観て、「うちの先祖についても調べてみるか」となり、家系図や家族史づくりがブームのようになれば、私としては好ましいとすら思います。でも現実には、そこまでやる人は番組を観ている人の中でも一握りでしょう。

個人的に「ファミリーヒストリー」に注文を付けるとしたら、登場人物が芸能関係に偏りすぎているのが不満ですね。政治家は難しいでしょうしやらない方が良いでしょうが、文化人、アスリート、実業家などもっと幅広く人物をセレクトすれば、番組の幅も広がるのに、といつも残念に思っています。

あとこれは妄想に近いですが、歴史上の有名人の子孫が現在どういう風に暮らしているか、という現状とは逆の流れで「ファミリーヒストリー」をたどる、というのもあっていい気がします。この番組は時々一般視聴者の「ファミリーヒストリー」を紹介するスペシャル番組を組みますが、そうした形で実現してもらいたいものです。

なお、4月の番組編成改編に伴い、この番組は木曜7時のニュースのあと(今は「クローズアップ現代」をやっている時間帯)に放送時間が変更されるようです。4月以降も、楽しみにしています。

不祥事連発! NHK史上最大の「4月編成」番組表を公開する(1) – リアルライブ

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