社会問題と人工知能

22日に放送されたNHKスペシャル「AIに聞いてみた ~どうすんのよ!?ニッポン~」を翌23日に録画視聴しました。

ネット上では理系の人中心に悪評紛々ですが、私は楽しく観させてもらいました。前後半合計で2時間ほどの拡大番組だったわけですが、私としては珍しく録画番組を一気見したほどです。

番組は「NHKが開発したAIが、社会の難問に意外な答えを出す」という主旨でラブホテルや女子中学生などが列挙されたあと、極めつきとして「40代ひとり暮らし」が日本の諸問題のカギだという流れ・構成になっていました。番組MCのマツコ・デラックスと有働由美子アナ、それにスタジオ観覧者も40代ひとり暮らしで固められていました。40代ひとり暮らしの我らがいわば番組の「標的」になっていましたので、番組に引き込まれたのは当然かもしれません。

ネット上でこの番組を批判する意見としては、

  • NHKが開発したAIというのはそもそもAIと呼べるシロモノではない
  • そのAIが出した分析結果の解釈に問題がある
  • マツコ・デラックスのトークなど演出が幼稚で観るに堪えない

といったあたりでしょうか。

個人的には、それぞれの指摘はもっともだと思う反面、そうした問題点・改善点をNHKにぶつけることで、次回この番組の続編が洗練されてくれればいいんじゃないの、とも思います。初回なんだから、多少のアラは大目にみてあげていいんじゃ無いのという感じです。意欲的な試みなんだから、突っ込みどころがあれこれ出てくるのは仕方ないし、むしろ当然でしょう。「もう二度とこんな番組つくるんじゃない」という意見があるとしたら残念です。

それはともかく、人工知能と呼ぶかどうかは別として、大量のデータをコンピュータに投入して社会を分析させ、政策を議論し採択する際のガイドにする、ということには大きな可能性を感じます。人工知能が洗練されてくれば、シミュレーションのようなものを繰り返すことで政策提言の精度も向上してくるのではないでしょうか。あるいは人間の側も、コンピュータの活用能力によって政策企画力に大きな差が付くことでしょう。個々人のレベルにとどまらず、企業や自治体、そして場合によっては国家間の競争においても人工知能の活用が勝敗を大きく左右するようになるかもしれません。

ともあれ、そうした可能性についての想像を刺激してくれるということだけでも、私にとってこの番組は観た甲斐がありました。続編期待していますよ、NHKさん。ちなみに同番組の再放送予定は今のところ発表されていません。再放送しない、ということはないでしょうが・・・。


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