ジョブズ退場

米Apple社のCEOであるスティーブ・ジョブズ氏が会長職に退き、ティム・クックCOOが後任のCEOに就任することになりました。

膵臓がんを患い、病気療養しながらの陣頭指揮でしたが、限界が来たんだろうと思います。退任に際しジョブズ氏が発表した書簡は、まさに「遺言」のようでした。

ジョブズ・アップルCEO退任の手紙 – WSJ日本版 – jp.WSJ.com

以下は同社が発表したジョブズ氏の書簡。

アップル取締役会とアップル・コミュニティの皆様へ:
私は、アップルCEOとして職務と期待が果たせなくなる日が来た場合、まず最初にあなたたちに伝えるとかねてから言ってきた。

ここにアップルCEOを辞する。取締役会が適当であると判断すれば、会長、取締役、アップル社員として留任したい。

私の後継者については、我々の後継者プランを遂行し、ティム・クック氏をCEOに指名したい。

この先、アップルの最も輝かしく革新にあふれた日々が待っていることを信じている。新たな役割を果たすなかで、アップルの成功に貢献し、それを見届けられることを楽しみにしている。

私はアップルでは人生最良の友人を何人か得ることができた。多年にわたりあなたたちと働くことができたことを感謝する。

古くからApple社の製品には「信者」と言われるような熱狂的なファンがいました。iPodやiPhoneによってファンの裾野が広がった現在、ジョブズ氏の退場を惜しむ人は、世界中に億単位でいることでしょう。これだけのカリスマ経営者は、空前絶後なのではないかと思います。パーソナル・コンピュータやインターネットが普及していく時代に居合わせた(彼自身も大きな推進役の一人であったことは確かでしょうが)という幸運も含め。

私にとっては、一年あまり前に買ったiPadが唯一のApple製品です。なのでApple製品について語る資格も情熱も、ありません。ただ、iPod、iPhone、iPadといった一連の製品にiTunes Store、App Storeをからめ、ユーザーが製品を使えば使うほどお金が回る「経済圏」を作り上げたことは、ジョブズの功績と認めざるをえません。

ジョブズなきあともAppleが熱狂的なファンを引きつける会社であり続けられるかどうか、私はやや懐疑的に見ています。いやむしろ、以前のようにカルト的な人気のあるマイナーな企業に返り咲いてくれた方が良いとも。私はAppleと敵対するGoogleやAmazonの企業戦略・企業理念に共感を覚えるものですから。

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  1. ジョブズの死 | 志の輪、広げよう。 — 2011-10-06 @ 2:05 PM

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