「生涯現役なんてイヤだ」という気持ち

投稿者: | 2012-10-26

世の中は、生涯現役にいやおうなく向かっています。

自分のためにも、社会のためにも、早期に引退して年金生活に入ったのでは、家計・財政が持ちませんから。私自身も、自分が高齢者となる頃には引退・定年の平均は70歳をゆうに超えているだろう、と覚悟しています。

ただ人の意識はそうすぐに変わるものではなく、「60過ぎたら仕事は辞めたい」と思っている人が、結構少なくないようです。ここ最近でも、私がブログを読んでいる方(女性で、たぶん私より年上)が二人、そうしたことを書いていました。

想像するに、そうした方々は今の働き方をそのまま続けなければ、という前提で考えておられるのではないでしょうか。しかも、今と同じ仕事で。もしそうだとすると、体力的にもキツいですし、何より飽きてしまうでしょう。働き続けるということは、必ずしも単一のフルタイム労働を今の延長線上で続けるということではないですよ、と伝えたいですね。というか、恐らくそういう人は半分もいないでしょうから。

あと一つ思ったのは、女性の場合(特に制服のない職場・お仕事だと)、洋服を着飾ったりお化粧したりするのをあとウン十年も続けるというのが、億劫に思えるところがあるのかもしれません。これは男である私の邪推にしか過ぎませんが。

ともあれ、高齢化の現実は変えようがありません。すぐにではなくても、その社会に即した考え方、人生設計が広まっていってほしいものだな、とつくづく思います。

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