ソーシャルメディア2題

投稿者: | 2009-06-22

昨日、39歳の誕生日を迎えました。

まあそのこと自体はどうでもいいのですが、新鮮だったのは、さまざまなソーシャルサイトでお祝いのメッセージをいただいたこと。最近よく利用している「ニコッとタウン」というコミュニティがメインですが、その他、mixiやTwitterからも、お祝いメッセージをいただきました。

これはもちろん、私が誕生日を公開し、あまつさえ昨日は「39歳になりました」という記事やつぶやきをアップしたからです。でも、社会人になってからは誕生日などはあまり関係なく過ごしており、ごく親しい少数の人間が祝ってくれるだけだったので、私には新鮮だったんです。

今回のことがあったので、今度はソーシャルサイト上の友だち・知り合いの誕生日は、素直に祝ってあげたいと思いました。これは私にとっては、ソーシャルサイトの可能性というか、大げさに言えば「生きる道」を教えられたような気がします。適度にプライバシー情報を開示していれば、それに対する反響があり、それが時には支えや励ましになってくれるかも、と。

さてもう一つは、昨今きな臭いイラン情勢です。正直、今回の件が「革命」というような体制変革につながるとは思えませんが、ソーシャルメディアが改革派の武器になっていることは否めません。この辺、昨年アメリカでオバマ氏が大統領に上りつめたさまを想起させるものがあります。

1989年の中国や東欧に今のようなソーシャルメディアがあれば、展開は変わっていたかもしれません。いや、それを言えば、もしフランス革命の時に・・・。いずれにしろ、ソーシャルメディアの隆盛は、民衆へのパワーシフトを後押しすることは間違いありません。これからの政治において、見過ごせない函数となりそうです。ただ残念なことに我が国では、政治自体が白けているので、ソーシャルメディアが威力を発揮するような状況にはありませんが。

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